睽睽・違い
向きが違う相手とも、小さな共通点から協力する。大きな一致を急がない。
卦辞
原文小事吉。
小さなことなら吉。
彖伝 · 大象伝 · 原文
以下は中国語の古典原文です。
睽,火動而上,澤動而下;二女同居,其志不同行;說而麗乎明,柔進而上行,得中而應乎剛;是以小事吉。天地睽,而其事同也;男女睽,而其志通也;萬物睽,而其事類也;睽之時用大矣哉!
上火下澤,睽。君子以同而異。
爻辞
初爻(陽)
原文悔亡。喪馬勿逐,自復。見惡人,无咎。
悔いが消える。馬を失っても追わずにいれば戻る。好ましくない人に会っても咎はない。
二爻(陽)
原文遇主于巷,无咎。
路地で主に出会う。形式にこだわらず通じれば咎はない。
三爻(陰)
原文見輿曳,其牛掣,其人天且劓。无初有終。
車を引き止められ、牛も妨げられ、人が傷つく。初めはうまくいかなくても終わりはある。
四爻(陽)
原文睽孤,遇元夫,交孚,厲无咎。
孤立していても、志のある人に会い誠実に交わる。危うくても咎はない。
五爻(陰)
原文悔亡。厥宗噬膚,往何咎。
悔いが消える。同族が障害を噛み破る。進んでも咎はない。
上爻(陽)
原文睽孤,見豕負塗,載鬼一車。先張之弧,後說之弧。匪寇婚媾,往遇雨則吉。
孤立して疑い、相手を汚れた豚や鬼の車と見る。弓を下ろせば盗賊ではなく親しい相手。疑いが解ければ吉。